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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻9号

1994年09月発行

文献概要

今月の臨床 婦人科医のためのオステオポローシス 診断 骨量の測定

12.DXA,DPA

著者: 山本逸雄1 游逸明1 森田陸司1

所属機関: 1滋賀医科大学放射線科

ページ範囲:P.1103 - P.1105

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 DXA法とはDual Energy X-Ray Absor—ptiometryの略で,DEXAとも略されるが,ここでは,Genantらの命名提唱に従い,DXAという言葉を使う.また,DPAとはDual Photon Absor—ptiometryの略である.ともに,2つの異なるエネルギーの放射線により,体を水に浸すことなく,骨塩量を測定する方法であり,放射線として,DXA法においては,X線を,DPA法においては,γ線を用いる.DPA法は,DXA法に先だって開発されたが,近年,その精度面,放射線管理画から,DXA法が主流になっており,DPAは,わが国においてはほとんど用いられなくなったので,ここでは,DXA法を中心に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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