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今月の臨床 婦人科医のためのオステオポローシス 診断 骨代謝
15.骨形成のマーカー
著者: 山本智章1 谷澤龍彦1
所属機関: 1新潟大学医学部整形外科
ページ範囲:P.1114 - P.1115
文献購入ページに移動 正常な骨は骨芽細胞による骨形成量と破骨細胞による骨吸収量がバランスを保ち骨量が維持されている.
骨粗鬆症ではこのバランスが負の方向にくずれて骨量が減少していくと考えられる.これまで骨の代謝状態の主な評価法として,腸骨生検による組織学的な検討が行われてきたが,近年血液や尿を用いた生化学的アプローチが急速に進歩し,骨代謝性疾患の診断や治療効果の判定に応用されている.
骨粗鬆症ではこのバランスが負の方向にくずれて骨量が減少していくと考えられる.これまで骨の代謝状態の主な評価法として,腸骨生検による組織学的な検討が行われてきたが,近年血液や尿を用いた生化学的アプローチが急速に進歩し,骨代謝性疾患の診断や治療効果の判定に応用されている.
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