icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科48巻9号

1994年09月発行

症例

Etoposide,Cisplatin術前動注療法が有効であった子宮体癌III期の1症例

著者: 池淵佳秀1 清水廣1 野原当1 森山明宏1 西村譲1 村田貴史2

所属機関: 1泉大津市立病院産婦人科 2泉大津市立病院放射線科

ページ範囲:P.1177 - P.1179

文献概要

 画像検査上,膀胱壁への浸潤を疑わせる進行子宮体癌III期の症例(61歳)に対して術前に EP(etoposide,cisplatin)動注療法を2クール施行した.CT画像上著明な縮小(縮小率約40%)を認め,その後,単純子宮全摘術,両側付属器摘除術,骨盤リンパ節郭清,膀胱部分切除術にて,完全摘除でき,以後良好な治療経過を得た.進行子宮体癌に対してEP療法の動注化学療法の有効性が示唆されたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら