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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻1号

1995年01月発行

今月の臨床 CTかMRIか—婦人科腫瘍読影のポイント

基礎

2.MRIの原理と特性

著者: 杉村和朗1

所属機関: 1島根医科大学放射線科

ページ範囲:P.18 - P.23

文献概要

 はじめに X線CTは長年馴染んだX線画像の延長線上にある.その濃度はX線画像と同様,骨は白く,空気は黒く描出されるため理解しやすい.一方,MRIは同じ物質でも,撮像方法によっては,まったく異なる濃度として描出される.これはX線CTと異なり,MRI信号を決定する因子が複数個あることに起因している.
 本項では婦人科疾患のMRIを読影するにあたって,信号強度からどのような病変,組織を考えるべきかについて解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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