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今月の臨床 CTかMRIか—婦人科腫瘍読影のポイント 基礎
2.MRIの原理と特性
著者: 杉村和朗1
所属機関: 1島根医科大学放射線科
ページ範囲:P.18 - P.23
文献購入ページに移動 はじめに X線CTは長年馴染んだX線画像の延長線上にある.その濃度はX線画像と同様,骨は白く,空気は黒く描出されるため理解しやすい.一方,MRIは同じ物質でも,撮像方法によっては,まったく異なる濃度として描出される.これはX線CTと異なり,MRI信号を決定する因子が複数個あることに起因している.
本項では婦人科疾患のMRIを読影するにあたって,信号強度からどのような病変,組織を考えるべきかについて解説する.
本項では婦人科疾患のMRIを読影するにあたって,信号強度からどのような病変,組織を考えるべきかについて解説する.
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