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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻1号

1995年01月発行

文献概要

今月の臨床 CTかMRIか—婦人科腫瘍読影のポイント 子宮腫瘍

7.子宮筋腫

著者: 小口治1 藤井信吾1

所属機関: 1信州大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.58 - P.64

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 はじめに 子宮筋腫の画像診断を行う上でたいせつなポイントは,筋腫結節をいかに明瞭に描出できるかにあり,このことが診断精度を向上させることにつながる.子宮筋腫は子宮平滑筋に囲まれた,境界明瞭な結節を形成する良性腫瘍であることから,「周囲の子宮平滑筋との区別が明瞭に描出でき,さらに結節内部の変化までも描出できる」ことが期待される,とくに,子宮筋腫に対し薬物療法が選択される機会が多くなってきている状況の中では,子宮筋腫の診断には正確な結節の大きさ,局在,肉腫との鑑別,薬物療法に対する反応(例えばLH-RHanalogue)などが要求されつつある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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