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文献概要
今月の臨床 初期治療60分—産科救急 出血
7.会陰・腟壁裂傷(会陰血腫を含む)
著者: 乾泰延1
所属機関: 1高知赤十字病院産婦人科
ページ範囲:P.1368 - P.1370
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腟壁裂傷のほとんどは外陰部に近い腟壁下部に生ずるので,用指的に(第2,3指を用いて)腟腔を開け,裂傷の部位,深さ,出血の程度をチェックする.腟深部の裂傷の場合は,助産婦の指と術者の指にて腟腔を開けつつ,肛門の方へ押し下げながら,かつガーゼにて子宮腟部を圧排しつつ裂傷を確認する.引き続き会陰裂傷の点検に入り,裂傷の程度(第1〜4度)を確認する.会陰血腫については裂傷縫合前後,内診,触診,視診にてチェックする.
腟壁裂傷のほとんどは外陰部に近い腟壁下部に生ずるので,用指的に(第2,3指を用いて)腟腔を開け,裂傷の部位,深さ,出血の程度をチェックする.腟深部の裂傷の場合は,助産婦の指と術者の指にて腟腔を開けつつ,肛門の方へ押し下げながら,かつガーゼにて子宮腟部を圧排しつつ裂傷を確認する.引き続き会陰裂傷の点検に入り,裂傷の程度(第1〜4度)を確認する.会陰血腫については裂傷縫合前後,内診,触診,視診にてチェックする.
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