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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻11号

1995年11月発行

文献概要

今月の臨床 無排卵—病態と治療をめぐるトピックス 効果的治療法の選択

18.Poor responderにGHの併用は有効か

著者: 安達知子1

所属機関: 1東京女子医科大学産婦人科

ページ範囲:P.1528 - P.1531

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 hMG-hCG療法は,間脳—下垂体性の排卵障害を有する患者,および体外受精患者に対し日常的に使用されるが,排卵に至るまでに多量のhMG製剤を要するものや,きわめて少数の卵胞発育しかみられないいわゆるpoor responderの扱いには誰もが苦慮するところである.
 近年,hMG-hCG療法に抵抗を示す症例で成長ホルモン(以下,GH)分泌能が低下しており,さらに,これらの症例にGHを投与することにより卵胞発育が促進されるとする報告があり,poorresponderに対するGHの併用療法が試みられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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