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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻12号

1995年12月発行

今月の臨床 いまなぜ“胎児仮死”か

胎児仮死を見逃さない 1.IUGRと胎児仮死

5)Biophysical Profile

著者: 武久徹1

所属機関: 1武久産婦人科医院

ページ範囲:P.1616 - P.1620

文献概要

 Biophysical profile score(BPS)が紹介されてから約15年間経過している.現在では,いくつかの間題はあるものの,BPSが胎児低酸素症の急性マーカー(一過性頻脈FBM:胎児呼吸様運動,FM:胎動,FT:胎児筋緊張)と慢性のマーカー(羊水量)の両方を調べる検査方法で,胎児管理として最も信頼できる検査として先進国間で多用されている.
 本稿では,特集タイトルに沿ってBPSによるIUGR管理,とくに「胎児仮死」(この用語使用の問題点は,本号1660〜1661頁に掲載されている“Obstetric News”をご一読下さい)回避,BPS利用に関する問題点を解説したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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