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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻2号

1995年02月発行

今月の臨床 分娩発来—しくみと調節

子宮筋の感受性と頸管熟化

2.コラーゲンと頸管熟化

著者: 高橋通1 渡辺芳明1 畑俊夫1

所属機関: 1埼玉医科大学産婦人科

ページ範囲:P.158 - P.160

文献概要

 ほとんどが筋線維から構成される子宮体部とは異なり,子宮頸管は組織学的に見て大部分が結合織より構成される.非妊娠時は硬く,妊娠中は胎児を保持するために閉鎖し,妊娠末期には胎児排出のための産道としての機能を発揮するために,一転して軟化し伸展性を増す.いわゆる熟化した状態になる.このダイナミックな変化は,頸管のコラーゲンの量的・質的変化が主体をなす1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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