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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻2号

1995年02月発行

今月の臨床 分娩発来—しくみと調節

子宮収縮の内分泌調節

4.オキシトシンに関する分子生物学的研究と分娩生理

著者: 古谷健一1 三井千栄子1 水本賀文1 永田一郎1

所属機関: 1防衛医科大学校産婦人科

ページ範囲:P.164 - P.165

文献概要

 下垂体後葉ホルモンのオキシトシンoxytocin(OT)については分娩発来機序および臨床的な分娩誘発に関して多くの研究がなされてきた.最近,視床下部以外の子宮脱落膜1)や卵巣黄体2)にOT遺伝子発現が確認され,OTの新たな生理学的意義について関心が寄せられている.本稿では,最近のOT研究の新知見とともに分娩発来機序との関係について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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