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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻2号

1995年02月発行

今月の臨床 分娩発来—しくみと調節

子宮収縮の内分泌調節

5.プロスタグランディン

著者: 高橋通1 畑俊夫1

所属機関: 1埼玉医科大学産婦人科

ページ範囲:P.166 - P.168

文献概要

 娩出力,産道,娩出物は分娩の三要素であり,その内娩出力の主な要因は子宮収縮である.残る二つのうち,産道は骨産道と軟産道とからなるが,軟産道の分娩準備状態は熟化として表現され,分娩の進行に大きな影響を持っている.プロスタグランジン(以下PGと略)はこれら二つに直接的に係わるところから,分娩の発来と進行の機序のキーポイントを担っていると言える.このPGsについて,その子宮収縮調節機構を中心に,分娩に係わる諸問題について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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