icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻2号

1995年02月発行

今月の臨床 分娩発来—しくみと調節

早産の発生要因

6.局所感染

著者: 保田仁介1

所属機関: 1京都府立医科大学産婦人科

ページ範囲:P.170 - P.172

文献概要

 早産の原因として感染,とくに絨毛羊膜炎が注目されている.絨毛羊膜炎は破水を伴えば急速に進行し母体胎児を危険にさせるが,一方頸管炎のような局所感染であっても卵膜局所の感染から絨毛羊膜炎への進行があるし,さらに卵膜でのサイトカインネットワークの発動,プロスタグランジンの合成,子宮収縮の発来という形で早産に関与していると考えられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら