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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻2号

1995年02月発行

文献概要

今月の臨床 分娩発来—しくみと調節 陣痛の抑制と強化

12.過強陣痛を防ぐにはどうするか

著者: 堀大蔵1

所属機関: 1久留米大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.188 - P.189

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 過強陣痛は産科臨床でしばしば遭遇する分娩の異常であり,それを放置すると胎児仮死,子宮内胎児死亡や新生児の脳性麻痺につながる.また,母体には軟産道の裂傷,弛緩出血や子宮破裂などの重篤な合併症を生じるため,分娩進行を注意深く観察し,過強陣痛に対する迅速な対応が重要である.とくに,分娩誘発時に起こることが多く,近年の医療過誤の問題を含めその予防と,対応には十分熟知しておく必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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