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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻3号

1995年03月発行

今月の臨床 GnRH療法—刺激と抑制

基礎知識

4.無月経におけるGnRH分泌の異常

著者: 荒木重雄1

所属機関: 1自治医科大学産婦人科

ページ範囲:P.283 - P.285

文献概要

 GnRHのパルス状分泌の異常はゴナドトロピン分泌の異常をもたらし,排卵障害さらに無月経を引き起こす.実際に視床下部からのGnRHパルスを直接調べることは難しいが,ゴナドトロピンの動態からそれを類推できる.いろいろな神経内分泌学的方法でGnRHパルスとゴナドトロピンパルスは相関することが証明されている.
 本稿ではGnRHの分泌異常と深い関係があるとされる視床下部性無月経,高プロラクチン血症性無月経および多嚢胞性卵巣症候群(PCO)を中心に述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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