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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻3号

1995年03月発行

産婦人科クリニカルテクニック ワンポイントレッスン

Strassmann手術における—工夫

著者: 高桑好一1 田中憲一1

所属機関: 1新潟大学

ページ範囲:P.347 - P.347

文献概要

 Strassmann手術は古く1907年にStrass—mann, P.により報告された主として双角子宮に対して行われる術式である.双角子宮は従来より不妊症および不育症の原因として注目されており,著者らは習慣流産の原因としてしばしば双角子宮を経験し,その形成術式としてStrassmann手術を施行している.
 基本的には,左右両卵管角部より子宮底部に横切開を入れ,この切開創を左右に縫合するという単純な手術であるが,術中の出血に悩まされたり,子宮内腔の確認などに手間取ることもまれではない.このようなマイナートラブルを回避するために筆者らが行っている工夫について述べることとする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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