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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻4号

1995年04月発行

文献概要

今月の臨床 病態生理の最前線—臨床へのフィードバック 産科

16.前置胎盤と胎児発育

著者: 伊藤隆志1

所属機関: 1鳥取大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.485 - P.486

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●はじめに
 前置胎盤と胎児発育に関する文献は多くない.現在のところ前置胎盤により胎児発育が障害されるのか,否かについては一定の成績,あるいは統一された見解がないのが実情である.その理由としては胎児発育は多種多様の要因により影響を受け,matched controlをとることが容易でないこと,また前置胎盤の頻度が全分娩数の約0.6%と低く,統計学的に事実を明らかにすることが容易でないことが考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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