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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻5号

1995年05月発行

文献概要

産婦人科クリニカルテクニック ワンポイントレッスン

7日間固定卵胞刺激法によるART

著者: 久保春海1 安部裕司1

所属機関: 1東邦大学

ページ範囲:P.642 - P.642

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 近年,補助生殖医療(ART)の普及にともない,一般病院でも実施が可能になってきた.しかしながら,手技の煩雑さ,採卵タイミングの問題,施設の点などで二の足を踏まれる所も多い.手技,施設の面はさておき,今回は採卵タイミングがいつ来るか分からないので,いつもIVFのために待機していなければならない,とお考えの諸兄に簡単に出来て,しかも妊娠率の低下しない卵胞刺激法を伝授いたしましょう.
 われわれは5年前より,ARTに固定化卵胞刺激法(7日間刺激法)を取り入れることにより,採卵日を事前に決定し,しかも通常の方法と変わらぬ成績を収めることを可能にした.これにより,ARTのスケジュールを一般診療行為の間に,計画的に実施することが出来,省力化に大いに役立っている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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