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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻6号

1995年06月発行

今月の臨床 イラスト 小手術

穿刺

7.嚢胞穿刺

著者: 小林善宗1 本田育子1 井上正人1

所属機関: 1東海大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.698 - P.700

文献概要

 卵巣嚢胞穿刺で長足の進歩を遂げたものが経腟穿刺法である.体外受精治療において超音波断層法ガイド下採卵法が開発され,採卵以外の応用がなされるようになった.付属器に最も近接した腟よりの穿刺が可能なことから,嚢胞穿刺の安全性,簡便性は飛躍的に向上した.超音波を用いた従来の経腹穿刺法に加えて,経腟穿刺法の応用が一般的になりつつある.腹腔鏡下嚢胞穿刺も行われてきたが,現在は腹腔鏡下嚢胞摘出が主流になってきている.本稿では,超音波断層法ガイド下嚢胞穿刺を解説したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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