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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻8号

1995年08月発行

今月の臨床 体外受精マニュアル—新しく始める人へのアドバイス

体外受精の準備 2.症例と適応

1)原因不明(抗精子抗体含む)

著者: 鎌田正晴1 石川ひろみ1 青野敏博1

所属機関: 1徳島大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.943 - P.947

文献概要

●はじめに
 徳島大学では,不妊期間が3年以上で,一般的不妊治療を2〜3年間行っても妊娠に至らない原因不明不妊症を体外受精・胚移植法(IVF-ET)の相対的適応の一つとしている.この中には抗精子抗体による免疫性不妊症が含まれているが,最近,抗精子抗体陽性の免疫性不妊婦人とその他の原因不明不妊とではIVF-ETによる治療成績がかなり異なることがわかってきた.本稿では,IVF-ETの治療成績を中心に,当科における原因不明不妊症の取り扱いを述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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