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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻8号

1995年08月発行

今月の臨床 体外受精マニュアル—新しく始める人へのアドバイス

体外受精の準備 2.症例と適応

4)男性不妊

著者: 中野英之1 久保春海1 三浦一陽2

所属機関: 1東邦大学医学部第一産科婦人科 2東邦大学リプロダクションセンター

ページ範囲:P.959 - P.964

文献概要

●はじめに
 体外受精・胚移植法(IVF-ET)が世界で初めて成功して以来,約17年の月日がたとうとしている.その間の技術進歩は目覚ましく,今日ではIVF-ETは比較的容易に施行できるようになってきた.このため女性因子による不妊は飛躍的に妊娠率が上昇したが,男性不妊が原因であるカップルの割合が相対的に増加しつつあるのが現状である.
 本稿では,男性不妊の診断,治療を中心に述べ,精子調整法,精巣上体,顕微授精については他稿に譲る.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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