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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻8号

1995年08月発行

今月の臨床 体外受精マニュアル—新しく始める人へのアドバイス

体外受精の準備 3.プログラム

2)外来方式

著者: 井上正人1

所属機関: 1東海大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.969 - P.971

文献概要

●はじめに
 体外受精・胚移植(IVF-ET)における最近の進歩は何と言っても手技の簡便化である.超音波を用いた経腟採卵法の開発により,煩雑な腹腔鏡下採卵はもはや過去のものになった.また,GnRHアナログを加味した卵巣刺激法により,卵胞発育のモニタリングも大幅に簡素化された.Pre—mature LH surgeの心配はなくなり,入院して経時的にLHを測定する必要もなくなった1).HMGの注射開始日を調節することによって,休診日を避けて採卵することも十分可能である.IVF-ETは名実ともに外来レベルの診療になったといえよう.われわれは1988年6月より,IVF-ETはすべて外来ベースで行っている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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