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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻8号

1995年08月発行

文献概要

今月の臨床 体外受精マニュアル—新しく始める人へのアドバイス 体外受精の合併症とその対策

1.子宮外妊娠

著者: 柴原浩章1 池田義和1 香山浩二1

所属機関: 1兵庫医科大学産科婦人科

ページ範囲:P.1087 - P.1089

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 われわれの教室では,1983年3月より体外受精・胚移植法(IVF-ET)による治療を開始し,以後1993年末に至るまでに75周期の臨床的妊娠例を得ている.このうち子宮外妊娠は9周期に発生し,その発生率は12.0%であった1).このように,IVF-ETにおける子宮外妊娠の発生率は,自然発生率の1%内外に比べ高率であることが知られる.そこで本稿では.われわれの経験などをもとに,IVF-ETによる子宮外妊娠のハイリスク群の特徴,発生予防法およびIVF-ETによる妊娠初期の管理法などについて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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