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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻8号

1995年08月発行

文献概要

今月の臨床 体外受精マニュアル—新しく始める人へのアドバイス 体外受精の展開

2.凍結胚移植の実際

著者: 森若治1 神谷博文1

所属機関: 1斗南病院産婦人科

ページ範囲:P.1123 - P.1127

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●はじめに
 ヒト凍結胚移植は,1983年にTrounsonら1)がはじめて妊娠成功例を報告して以来,IVF-ETを行う上で不可欠のものとなってきている.凍結胚移植の有用性としては,多胎妊娠の予防と余剰胚の有効利用,患者負担の軽減,子宮の内部環境を考慮した妊娠率・生産率の向上,卵巣過剰刺激症候群の重症化の予防などがあげられる2)
 当科でも1991年12月に凍結胚移植によるはじめての分娩例を経験し,現在までに21例分娩を終了している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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