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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻8号

1995年08月発行

今月の臨床 体外受精マニュアル—新しく始める人へのアドバイス

体外受精—私のコツ

3.梅ヶ丘産婦人科

著者: 辰巳賢一1

所属機関: 1梅ヶ丘産婦人科

ページ範囲:P.1169 - P.1171

文献概要

 当院は院長が当地で開業して35年になる18床の産科医院である.著者は1991年6月に当院に着任し,同時に不妊外来を開設,同年末より体外受精を開始した.その後,不妊外来は順調に発展し毎月15例前後の妊娠成功例がでるようになり,またその多くはそのまま当院で分娩するため分娩数も急増中である.1994年には,著者は当院の約300の分娩のほぼ全例に立ち会い,毎週延べ400〜500人の外来患者を診察しながら,その合間に年間80例の体外受精を,培養液の準備から採卵,受精確認,胚移植まで,エンブリオロジストを置かずに行ってきた.本稿では,「多忙な日常産科業務と体外受精をいかに両立させるか」,「体外受精を成績を落とすことなくいかに簡略化するか」という点から,私のコツを述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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