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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻8号

1995年08月発行

今月の臨床 体外受精マニュアル—新しく始める人へのアドバイス

体外受精—私のコツ

4.脇本産婦人科—体外受精・胚移植(IVF-ER)

著者: 脇本博1

所属機関: 1脇本産婦人科

ページ範囲:P.1172 - P.1174

文献概要

●はじめに
 1978年のEdwardsとSteptoeらによる体外受精児誕生の報告以来,IVF-ER(in vitro fertiliza—tion and embryo replacement)は不妊治療の一方法としてルーチン化しつつある.しかし,まだ各施設間における妊娠率のばらつきは大きく,そのため排卵誘発法の工夫や培養法,胚移植法の検討など,個々の技術に偏った議論がなされている傾向がある.
 私はつねづね,個々の技術もさることながら,hCGの切り替え時間が変われば卵の追加成熟培養時間も変わるという具合に時間的連続性をもった一連の操作がきわめて重要と考えている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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