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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻8号

1995年08月発行

今月の臨床 体外受精マニュアル—新しく始める人へのアドバイス

体外受精の成績

3.オーストラリア

著者: 山野修司1 青野敏博1

所属機関: 1徳島大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1201 - P.1203

文献概要

●はじめに
 オーストラリアにおける体外受精・胚移植(IVF-ET)ならびにその他のassisted reproduc—tive technology(ART)の成績の全国集計は1992年に発行されたAssisted conception Aus—tralia and New Zealand 1990と1993年9月京都で開催された第8回世界体外受精会議で発表されたWorld Collaborative Report 1991が最後で,1992年以降のデータは現在集計中とのことである1,2).1995年となった現在,3年以上前のデータでは若干古い感じはするが,通常のIVF-ETや配偶子卵管内移植(GIFT)などの成績はここ数年あまり変化がないと考えられるので,上記二つのレポートを中心にオーストラリアにおけるARTの成績を解説する.また最近話題となっている細胞質内精子注入(ICSI)や卵子の体外成熟培養の成績は学会ならびに論文に発表されたデータをもとに説明する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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