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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科49巻9号

1995年09月発行

薬の臨床

化学療法後重度骨髄抑制に対するGCSF(フィルグラスチム)持続静注法の臨床検討

著者: 寺内文敏1 植野りえ1 豊岡理恵子1 田辺勝男1 伊原佐江子1 亀井麻子1 小倉久男1

所属機関: 1東邦大学医学部第2産婦人科

ページ範囲:P.1331 - P.1334

文献概要

 化学療法施行後に,感染症を併発した好中球減少症ならびに出血傾向をきたした血小板低下症を引き起こした重度骨髄抑制に対し,G-CSF持続静注法を施行し臨床的に効果を検討した.持続静注投与開始よりすみやかに白血球,好中球は増加傾向を示し,持続静注投与開始前皮下注投与期間は,短期間ほど持続静注の効果は有意に認められた.血小板数回復効果は,時間を要し今後の検討が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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