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妊娠診斷法
著者: 古谷博1
所属機関: 1東京大學醫學部産科婦人科學教室
ページ範囲:P.33 - P.35
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妊娠は後半期に入れば臨床的な妊娠確徴によつて確診を下し得るが,早期診斷,殊に妊娠8週以内の確診は臨床的には困難な事がある。この樣な場合には補助的な早期診斷法が必要になる。妊娠早期診斷法を生化學的方法,レ線學的方法竝に内分泌學的方法の3種に大別することが出來る。
生化學的方法は,母體の血液や尿,又は新陳代謝に,妊娠に特有な反應を見ようとするもので,古くから行われているが,必ずしも妊娠に特有ではなく,又適中率も低い。
妊娠は後半期に入れば臨床的な妊娠確徴によつて確診を下し得るが,早期診斷,殊に妊娠8週以内の確診は臨床的には困難な事がある。この樣な場合には補助的な早期診斷法が必要になる。妊娠早期診斷法を生化學的方法,レ線學的方法竝に内分泌學的方法の3種に大別することが出來る。
生化學的方法は,母體の血液や尿,又は新陳代謝に,妊娠に特有な反應を見ようとするもので,古くから行われているが,必ずしも妊娠に特有ではなく,又適中率も低い。
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