文献詳細
原著
文献概要
本編の内容は,昭和25年9月30日,第5回日本産科婦人科學會長崎地方部會に於いて發表した。また,この研究の實施に當たつては,厚生省治療研究費交付金に據つたので,此處に記して謝意を表する。
卵管疎通検査に色素剤を應用する方法は,Georg Speck (1948)のPhenolsufonphthalein 法に始まる。我國に於いても,Speckとは別個に三谷教授(1949)のindigocarmineによる新法を發表しその機構は全く同一である。之を"chromo—tubation"と名命して爾來我國に於いて幾多の追試及び變法の報告を見つつある。
卵管疎通検査に色素剤を應用する方法は,Georg Speck (1948)のPhenolsufonphthalein 法に始まる。我國に於いても,Speckとは別個に三谷教授(1949)のindigocarmineによる新法を發表しその機構は全く同一である。之を"chromo—tubation"と名命して爾來我國に於いて幾多の追試及び變法の報告を見つつある。
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