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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科5巻12号

1951年12月発行

文献概要

検査室

Rh式血液型檢査法について—日本の現況に於ける母兒免疫の血液型學的檢査法

著者: 野田金次郞1

所属機関: 1東京大學醫學部法醫學教室

ページ範囲:P.510 - P.513

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まえがき
 K.Landsteiuer & A.S.WienerによるRh式血液型の發見(1940)は,其後多數の學者の研究の結果血液型學と臨床醫學との強力なつながりを再現した事は多言しない程知れわたつた事實である。
 では,産婦人科學領域に於て問題となつている血液型學的事項はといえば,Erythroblastosis foetclisとRh式血液型との關係,Icterus neo natorum praecos (I.Halbrecht:1944)とABO式血液型との關係,更にABO式血液型の不過合によるErythroblastosis foetalis等があり,又或る種の小兒の麻痺とRh式血液型との關係についても研究が進められ,これらに關して多數の業績が報告されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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