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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科5巻6号

1951年06月発行

檢査室

ヒアルロニダーゼ及び抗ヒアルロニダーゼ量の測定法

著者: 高嶋逹夫1

所属機関: 1慶應義塾大學醫學部産婦人科教室

ページ範囲:P.246 - P.248

文献概要

緒言
 Duran Raynals (1928)が擴散因子を發見,しMeyer及びPalmer (1934)はこれをヒアルロニダーゼ(以下HDと略す)と命名した。爾來HDがヒアルロン酸(以下H酸と略す)を重解合,加水分解する理論を基礎にして受精現象,細菌の侵入,炎症組織に於ける藥物の擴散,腫瘍に存在するHD,HDとホルモンとの關係,更に血清又は血漿中に存在する抗HD等に關し多くの發表があり,之が研究は益々隆盛になりつゝある。なおHD,H酸が製品化された爲,臨床的研究等は非常に容易となつた。以下内科の文献等に依り私の實施したHD,抗HDの測定法を紹介する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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