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ヒアルロニダーゼ及び抗ヒアルロニダーゼ量の測定法
著者: 高嶋逹夫1
所属機関: 1慶應義塾大學醫學部産婦人科教室
ページ範囲:P.246 - P.248
文献購入ページに移動緒言
Duran Raynals (1928)が擴散因子を發見,しMeyer及びPalmer (1934)はこれをヒアルロニダーゼ(以下HDと略す)と命名した。爾來HDがヒアルロン酸(以下H酸と略す)を重解合,加水分解する理論を基礎にして受精現象,細菌の侵入,炎症組織に於ける藥物の擴散,腫瘍に存在するHD,HDとホルモンとの關係,更に血清又は血漿中に存在する抗HD等に關し多くの發表があり,之が研究は益々隆盛になりつゝある。なおHD,H酸が製品化された爲,臨床的研究等は非常に容易となつた。以下内科の文献等に依り私の實施したHD,抗HDの測定法を紹介する。
Duran Raynals (1928)が擴散因子を發見,しMeyer及びPalmer (1934)はこれをヒアルロニダーゼ(以下HDと略す)と命名した。爾來HDがヒアルロン酸(以下H酸と略す)を重解合,加水分解する理論を基礎にして受精現象,細菌の侵入,炎症組織に於ける藥物の擴散,腫瘍に存在するHD,HDとホルモンとの關係,更に血清又は血漿中に存在する抗HD等に關し多くの發表があり,之が研究は益々隆盛になりつゝある。なおHD,H酸が製品化された爲,臨床的研究等は非常に容易となつた。以下内科の文献等に依り私の實施したHD,抗HDの測定法を紹介する。
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