文献詳細
今月の臨床 子宮内膜症—Controversy '96
子宮内膜症—Q&A
文献概要
子宮内膜症の臨床並びに研究は,今後,同じ規定の中で行うために子宮内膜症の取扱い規約が作成された(日本産科婦人科学会,1983)1).
この規約上のたいせつな点に関し,規約を討議した子宮内膜症問題委員会内での意見をふまえて述べると,本症の診断は原則として腹腔鏡あるいは開腹などの直視下に行い,その進行期分類はRe-AFS(reviced American Fertility Society)分類2)を用いることになった.しかしこのような直視下診断を行えない施設は開業医を含めるときわめて多いことから,従来の診断法(症状,視診内診・直腸診,画像,マーカーなど)によってもなされてよいとの判断が下され,その際の進行期分類はBeecham分類を使用するのが適当であろうとの合意がなされた.
この規約上のたいせつな点に関し,規約を討議した子宮内膜症問題委員会内での意見をふまえて述べると,本症の診断は原則として腹腔鏡あるいは開腹などの直視下に行い,その進行期分類はRe-AFS(reviced American Fertility Society)分類2)を用いることになった.しかしこのような直視下診断を行えない施設は開業医を含めるときわめて多いことから,従来の診断法(症状,視診内診・直腸診,画像,マーカーなど)によってもなされてよいとの判断が下され,その際の進行期分類はBeecham分類を使用するのが適当であろうとの合意がなされた.
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