icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科50巻1号

1996年01月発行

文献概要

今月の臨床 子宮内膜症—Controversy '96 子宮内膜症—Q&A

10.チョコレート嚢胞のアルコール固定法は有効か

著者: 七里和良1 田中耕平1 藤盛亮寿1

所属機関: 1秋田赤十字病院産婦人科

ページ範囲:P.44 - P.46

文献購入ページに移動
 エタノールを利用した硬化療法は良性の嚢胞性腫瘍(肝嚢胞,腎嚢胞)や食道静脈瘤などに広く臨床応用され優れた成績が報告されている.
 硬化剤としての純エタノールは,細胞に対して強力な脱水・固定作用を有し,嚢胞内へ注入した場合には内側の分泌細胞を変性壊死に至らせ,分泌が抑えられ嚢胞が縮小するものと考えられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?