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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科50巻1号

1996年01月発行

文献概要

今月の臨床 子宮内膜症—Controversy '96 子宮内膜症—Q&A

11.妊娠希望の有無で治療法は変わるか

著者: 有馬隆博1

所属機関: 1九州大学生体防御医学研究所生殖生理内分泌学部門

ページ範囲:P.47 - P.49

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 近年,増加の一途にある子宮内膜症の治療として,保存的薬物療法(ダナゾール,GnRHアナログ),腹腔鏡下手術療法,根治的手術療法が代表的なものとして挙げられる.各々の治療効果や問題点について報告されているが,その治療指針は各施設により異なる.しかし,子宮内膜症は不妊と密接な関係があることより,年齢ならびに挙児希望の有無を配慮したうえで治療法を選択しなければならない.
 本稿では,挙児希望の有無で一般にどのような治療法を選択すべきかについて,未婚者,既婚者に大別し,当科における治療指針を中心に述べることとする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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