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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科50巻1号

1996年01月発行

今月の臨床 子宮内膜症—Controversy '96

子宮内膜症—私はこうしている

11.流産例への対応

著者: 三橋直樹1

所属機関: 1順天堂大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.84 - P.85

文献概要

 子宮内膜症が不妊症の原因となることは多くのデータから明らかであろう.しかしいったん妊娠が成立した場合,子宮内膜症がその妊娠経過に影響するか,とくに流産の原因となるかについては必ずしも意見が一致しているわけではない.筆者はこれまでの経験から判断し,いわゆる外性子宮内膜症は流産の原因にはならないと考えている.しかし,子宮腺筋症の場合は妊娠もしにくいし,妊娠できたとしても有意に流産が多いと考えている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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