文献詳細
原著
当科における過去4年間の腹腔鏡手術例の検討
著者: 武内享介12 藤田一郎1 中嶌和彦1 北垣壮之助1 古結一郎1
所属機関: 1千船病院産婦人科 2神戸大学医学部産婦人科
ページ範囲:P.102 - P.105
文献概要
手術時間に関して,腹腔鏡で延長する傾向にあったが,手術手技の熟練によって短縮可能であると思われた.出血量は腹腔鏡例で低値を示したが,卵巣出血,子宮外妊娠に関しては術前の腹腔内出血が少ない症例が腹腔鏡の適応になったためと思われた.腹腔鏡例および開腹例で腫瘍径における差は認めなかった.
掲載誌情報