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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科50巻10号

1996年10月発行

今月の臨床 ホルモン療法—新しい動向を探る

ホルモン療法を正しく行うために

2.ホルモンと成長因子

著者: 岩下光利1

所属機関: 1東京女子医科大学母子総合医療センター

ページ範囲:P.1252 - P.1254

文献概要

成長因子とは
 成長因子は細胞のDNA合成を促進する一群のポリペプタイドのことをいい,現在30を超える成長因子が報告されている(表).
 その特徴の1つは,局所で産生されたものがその局所で作用することである.成長因子を産生する細胞またはその近傍の細胞には,その成長因子の受容体が存在し,成長因子はオートクリン・パラクリンの制御機構のなかで作用を発現する.成長因子のもう1つの特徴は種々のホルモンのエンドクリン制御を受けていることである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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