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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科50巻11号

1996年11月発行

文献概要

今月の臨床 不妊治療—ここが聞きたい 男性不妊

4.AIHは妊娠しなければ何回で打ち切るか?

著者: 都竹理1

所属機関: 1都竹産婦人科

ページ範囲:P.1413 - P.1413

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 筆者は本特集「AIHの際に排卵促進を行うほうがよいのか?」の項(1407ページ)で述べた「AIHを成功させるために必要な3条件」をできるだけ満足させる方法でAIHを行っている.
 すなわち,GnRHアゴニストを点鼻のうえ,HMGまたはFSHの注射を行って卵巣を刺激し,首席卵胞が20〜22mmに達した時点でHCG(5,000単位)に切り替え,HCG注射後36時間目にAIHを行っている.またAIH当日は夫も来院してもらい,可能ならば精液を2回続けて採取し,2回分まとめて濃縮してAIHに供している.このような方法で行ったAIHの治療成績を以下に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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