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文献概要
今月の臨床 不妊治療—ここが聞きたい 男性不妊
4.AIHは妊娠しなければ何回で打ち切るか?
著者: 都竹理1
所属機関: 1都竹産婦人科
ページ範囲:P.1413 - P.1413
文献購入ページに移動 筆者は本特集「AIHの際に排卵促進を行うほうがよいのか?」の項(1407ページ)で述べた「AIHを成功させるために必要な3条件」をできるだけ満足させる方法でAIHを行っている.
すなわち,GnRHアゴニストを点鼻のうえ,HMGまたはFSHの注射を行って卵巣を刺激し,首席卵胞が20〜22mmに達した時点でHCG(5,000単位)に切り替え,HCG注射後36時間目にAIHを行っている.またAIH当日は夫も来院してもらい,可能ならば精液を2回続けて採取し,2回分まとめて濃縮してAIHに供している.このような方法で行ったAIHの治療成績を以下に述べる.
すなわち,GnRHアゴニストを点鼻のうえ,HMGまたはFSHの注射を行って卵巣を刺激し,首席卵胞が20〜22mmに達した時点でHCG(5,000単位)に切り替え,HCG注射後36時間目にAIHを行っている.またAIH当日は夫も来院してもらい,可能ならば精液を2回続けて採取し,2回分まとめて濃縮してAIHに供している.このような方法で行ったAIHの治療成績を以下に述べる.
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