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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科50巻11号

1996年11月発行

今月の臨床 不妊治療—ここが聞きたい

卵管,子宮

5.不妊患者の筋腫核出術の適応と効果は?

著者: 松浦講平1 岡村均1

所属機関: 1熊本大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1432 - P.1433

文献概要

適応
 子宮筋腫核出術(以下,核出術)の適応は,他の不妊因子の治療によって妊娠が十分期待できる例に核出術を先行する場合と子宮筋腫(筋腫)以外に他に明らかな不妊因子がない場合に分けて考える必要がある.
 前者には排卵障害例や体外受精—胚移植の適応例が挙げられるが,着床期とともにそれ以降の問題点,すなわち妊娠・分娩・産褥経過への影響を考慮したうえで判断する必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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