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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科50巻11号

1996年11月発行

文献概要

今月の臨床 不妊治療—ここが聞きたい 免疫性不妊

6.続発性習慣流産患者に免疫療法は効果があるのか?

著者: 牧野恒久1

所属機関: 1東海大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1450 - P.1452

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解答 否
 1度,2度と正常な出産を経験したあと,自然流産を反復する症例に「不育症に免疫療法はなぜ効くか,またその効果は?」の項(1444ページ参照)で述べたような夫アロリンパ球を用いた免疫療法が奏効するか否か興味深い.最初に結論を述べれば,答は否であり,場合によっては効果ありである.以下にその詳細をまとめてみた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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