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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科50巻11号

1996年11月発行

今月の臨床 不妊治療—ここが聞きたい

体外受精

2.GnRHアゴニストの使用法はlong法,short法どちらがよいか?

著者: 齊藤英和1 高橋俊文1 斉藤隆和1

所属機関: 1山形大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1472 - P.1474

文献概要

 体外受精—胚移植法においては妊娠率を高めるために排卵誘発法の検討がよく行われている.体外受精—胚移植法では,たいがいの場合には自然排卵を有する婦人に排卵誘発を行うことが多く,多数の卵胞が発育するために,ホルモンの変化は自然周期とは大きく異なり,またこのホルモンが子宮内膜に及ぼす影響なども自然周期とかなり異なると考えられる.
 本稿においてはGnRHアゴニスト(GnRHa)を排卵誘発に用いるようになった背景やその使用方法の種類とそれぞれの利点・欠点について解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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