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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科50巻12号

1996年12月発行

今月の臨床 初期治療60分—婦人科救急

婦人科救急疾患の治療

1.大量性器出血

著者: 中村幸夫1 田中幹二1 功刀孝也1

所属機関: 1国立弘前病院産婦人科

ページ範囲:P.1523 - P.1524

文献概要

 「大量性器出血」の明確な定義はないが,普段の月経量に比較して多いもの,というのが一般的な理解であろう.どんな出血でも血管の損傷によって起こるわけであり,その損傷が大きかったり,止血機構に異常があれば,結果として大量出血につながる.血管の損傷原因には,外傷性・腫瘍性・炎症性などがあるが,性器出血に特徴的なこととして,ホルモン依存性のいわゆる機能性子宮出血が挙げられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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