文献詳細
文献概要
今月の臨床 初期治療60分—婦人科救急 婦人科救急疾患の治療
6.骨盤内炎症性疾患(PID)
著者: 篠崎百合子1
所属機関: 1東京都立大塚病院産婦人科
ページ範囲:P.1540 - P.1541
文献購入ページに移動 PIDの感染経路としては,上行性感染が大部分である.病原微生物が腟から上行性に腹腔に達する結果,子宮内膜炎,卵管炎,付属器膿瘍,骨盤腹膜炎を起こす.原因として一般の細菌によるものとクラミジア,淋菌など性交為感染症(STD)によるものがある.
掲載誌情報