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原著
慢性腎不全症例に認められた婦人科悪性腫瘍の検討
著者: 横須賀薫1 滝沢憲2 井口登美子2 武田佳彦2 尊田和徳3 高橋公太3 東間紘3
所属機関: 1至誠会第二病院産婦人科 2東京女子医科大学産婦人科 3東京女子医科大学泌尿器科
ページ範囲:P.201 - P.203
文献購入ページに移動腎移植例はむろんのこと,透析例においても,悪性腫瘍発症の割合は高く,これらの多くは早期癌・高分化癌であった.また,婦人科領域における近年の子宮体癌増加傾向と同じく子宮体癌が多く認められた.腎不全例にみられる不正性器出血に対し,安易に抗凝固剤使用のためと考えず,つねに悪性腫瘍の存在を意識した検査,フォローアップが必要と考えられた.
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