icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科50巻2号

1996年02月発行

原著

月経血のFDP-Dダイマーおよびミオグロビン濃度

著者: 宮石智1 北尾孝司12 石津日出雄1 水谷靖司3 松本貴3 工藤尚文3

所属機関: 1岡山大学医学部法医学 2愛媛県立医療技術短期大学 3岡山大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.205 - P.206

文献概要

 月経血のFDP-Dダイマー並びにミオグロビン濃度を測定した.FDP-Dダイマー濃度は 1.O2 X1O5±4.47×104ng/ml(102±44.7μg/ml, mean±SD)で,末梢血中濃度の2,000倍以上の濃度であった.またFDP-Dダイマー濃度は凝血塊の有無による差はなかった.ミオグロビン濃度は66.3±30.7ng/ml(mean±SD)で,末梢血中濃度と同程度とみなされた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら