文献詳細
今月の臨床 産婦人科とウイルス感染
ウイルス感染の治療
文献概要
産婦人科領域におけるウイルス性疣贅は具体的には,大部分がパポバウイルス科に属する小型のDNAウイルス,ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)によるものであるが,外陰部にはポックスウイルス群(DNA)ウイルスによる伝染性軟属腫(mol—luscum contagiosum)もみられるようになった.両者ともに以前より増加の傾向にある.
HPVは現在DNA塩基の配列の差により,60種近くに分類されており,HSVによって起こる各種病変は別表のとおりであるが,ウイルスの型と臨床病型はよく一致する(表1).
HPVは現在DNA塩基の配列の差により,60種近くに分類されており,HSVによって起こる各種病変は別表のとおりであるが,ウイルスの型と臨床病型はよく一致する(表1).
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