文献詳細
今月の臨床 習慣流産をとめる
病因を探る
文献概要
習慣性流産と頸管因子
習慣性流産で頸管因子が原因となるのは後期流産期(妊娠12週以降22週未満)で,なかでも頸管不全(頸管無力症)が流産の大きな原因となっている.頸管不全は反復しやすく,したがって習慣性流産患者に高頻度に分布する.
八神らは,頸管の軟化,短縮,開大(内子宮口が2cm以上開大)した場合を頸管無力症の診断基準としている1).
習慣性流産で頸管因子が原因となるのは後期流産期(妊娠12週以降22週未満)で,なかでも頸管不全(頸管無力症)が流産の大きな原因となっている.頸管不全は反復しやすく,したがって習慣性流産患者に高頻度に分布する.
八神らは,頸管の軟化,短縮,開大(内子宮口が2cm以上開大)した場合を頸管無力症の診断基準としている1).
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