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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科50巻5号

1996年05月発行

今月の臨床 習慣流産をとめる

病因を探る

7.頸管因子

著者: 平川舜1

所属機関: 1東邦大学医学部第1産科婦人科

ページ範囲:P.656 - P.659

文献概要

習慣性流産と頸管因子
 習慣性流産で頸管因子が原因となるのは後期流産期(妊娠12週以降22週未満)で,なかでも頸管不全(頸管無力症)が流産の大きな原因となっている.頸管不全は反復しやすく,したがって習慣性流産患者に高頻度に分布する.
 八神らは,頸管の軟化,短縮,開大(内子宮口が2cm以上開大)した場合を頸管無力症の診断基準としている1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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