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連載 シリーズ 胎芽の発育と形態形成・7
心臓と血管の発生
著者: 塩田浩平12
所属機関: 1京都大学医学研究科生体構造医学講座(形態形成機構学) 2京都大学医学部附属先天異常標本解析センター
ページ範囲:P.871 - P.873
文献購入ページに移動心臓の原基は,胚盤頭方の心臓形成領域car—diogenic areaで発生し,はじめ左右一対の心内膜筒endocardial tube (原始心筒)が作られる(図1)が,これらは羊膜腔の拡大と胎芽の屈曲fold—ingに伴って胎芽の腹方へ移動し,左右の心内膜筒が正中部で癒合する.
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