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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科50巻7号

1996年07月発行

今月の臨床 乳房—管理のポイント

乳房異常

1.乳房発育とその異常

著者: 矢内原巧1

所属機関: 1昭和大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.914 - P.917

文献概要

 思春期を特徴づけるものの第一は著しい身体の発育であり,第2次性徴の発現と発達であろう.思春期女子の乳房発達・発育は第2次性徴の1つとして重要であり,その背景には性腺を中心とした内分泌機能の変化が存在することは論をまたない.思春期女子の2次性徴にはその他陰毛の発育,初経発来や排卵周期の確立があるが,これらも相互に密接に関連している.したがって乳房発育は思春期発育の指標として重要な意義をもっている.
 本稿では乳房発育と身体発育,各種ホルモンとの関係について述べ,さらに乳房発育異常を伴う疾患について検討したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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