icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科50巻7号

1996年07月発行

今月の臨床 乳房—管理のポイント

乳癌

1.産婦人科医のための乳癌検診のポイント

著者: 卜部元道1 溝渕昇1

所属機関: 1順天堂大学医学部第1外科

ページ範囲:P.928 - P.930

文献概要

診断の進め方
 乳癌検診の目的はできるだけ小さな乳癌を発見して,最小限の手術と補助療法で術後のQOLを高め,死亡率を低下させることである.したがって,精度のよい検診が行われなければならない.病院やセンターで一般的に行われている個人検診(自主検診)は,問診,視診および触診と,これにマンモグラフィや乳房超音波検査などの画像診断を併用したルーチン検査が組まれている.これを基本に診断が進められている(図).ここでは,外来で行う問診,視診および触診のあり方と個人で行える自己検診法について述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら